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ダウンロードフォルダのPDFの名前、Claude Codeに中身を読ませて付け直したら、聞き返されたのは12件中3件だけだった

#暮らし#Claude Code#PDF#プロンプト

ダウンロードフォルダを開くと、scan_0012.pdf、document(3).pdf、ダウンロード.pdf。電気代の明細なのか学校のお知らせなのか、名前からは分かりません。探すたびに1つずつ開き、いつか付け直そうと思っているうちに、また増えていきます。

この付け直しを、Claude Codeに任せてみました。PDF12件のうち9件は、一度で中身どおりの名前が付きました。残りの3件は名前を決めずに、何が分からないのかを書いて聞いてきました。自分で確かめる必要があったのは、その3件だけです。

Claude Codeは、パソコンの中のファイルをClaudeが直接読んだり、名前を変えたりできる道具です。使うには有料プラン(Pro・Max、またはTeam・Enterprise)の契約が要ります(公式ドキュメント)。

試したのは、電気代の明細や小学校のお知らせ、家電の保証書など、架空の家庭の書類12件です(発行元はすべて「サンプル○○」)。作業はフォルダのコピーに対して行い、モデルはClaude Sonnet 5を使いました。

付いた9件の名前は、1件も直さずに済んだ

頼んだ名前の形は「発行日_書類の種類_相手.pdf」です。返ってきた一覧の一部がこちらです。

IMG_0431.pdf     → 2026-09-10_運動会のお知らせ_サンプル市立第一小学校.pdf
document(3).pdf  → 2026-09-06_ガス料金8月分_サンプルガス.pdf
ダウンロード.pdf  → 2026-09-10_モバイル料金明細8月分_サンプルモバイル.pdf
scan_0015.pdf    → 要確認

運動会のお知らせは「令和8年」と和暦で書かれていましたが、2026年に直っています。9月に届いた8月分の明細は、日付に9月の発行日が入り、「8月分」は書類の種類の側に付きました。

付いた9件は、日付・種類・相手のどれも中身と合っていて、僕が書き換えたものはありません。この時点では、まだ1件も名前は変わっていません。一覧だけを見せてほしいと頼んだからです。

止まった3件は、推測で決めてほしくないものだった

scan_0015.pdf は電気ケトルの保証書で、「お買い上げ日」の欄を空欄にしておきました。Claudeが書いてきた理由はこうです。

「お買い上げ日」欄が空欄(年 月 日の記入なし)で、書類に発行日の記載もありません。日付が中身から分かりません。

同じフォルダには、同じケトルを買った通販の領収書も入れてありました。保証期間の起点になる日付なので、そこから黙って埋められるより、止まってくれたほうが安心です。ただ、領収書が手がかりになる、とまでは言ってくれませんでした。日付は自分で思い出して答えることになります。

ほかの2件も、止めてほしいところで止まっていました。同じPDFを2回ダウンロードしてできた重複には、中身が同じだと気づき、どちらも消さずに知らせてきました。スキャンで別ファイルに分かれた2ページ目は、何の書類の続きか分からないと書いてきました。

僕は、お買い上げ日は8月22日、続きのページはそのまま、重複は残して名前も変えない、とだけ返しました。年は伝えていないのに、Claudeは同じ日付・同じケトルの領収書から2026年と判断し、そう書き添えています。そのあと対応表を保存して10件の名前を変えました。対応表と実際のフォルダの名前は一致していて、消えたファイルもありません。

そのまま使えるプロンプト

準備として、ダウンロードフォルダの中身を新しいフォルダにコピーしておきます。元のフォルダでは試しません。Claudeのデスクトップアプリで「Code」タブを開き、作業するフォルダにはコピーしたほうを選んで、送信ボタンの横で「Manual」を選びます。ファイルを変える前に毎回聞いてくるモードです(公式ドキュメント)。同じところで選べる「Accept edits」は名前の変更を聞かずに進めるので、今回は向きません。

1回目を送り、一覧の「要確認」に答えてから、2回目を送ります。

【1回目】
このフォルダにあるPDFの名前を、中身に合わせて付け直したいです。
まだ名前は変えないでください。まず、変更前と変更後の名前を並べた一覧だけを見せてください。

名前の付け方:
・「発行日_書類の種類_相手.pdf」の形にする(例:2026-04-10_水道料金3月分_サンプル市.pdf)
・日付は、ファイルの日付ではなく、書類の中に書かれている日付を使う
・請求や明細は、書類の種類に「○月分」を入れる

守ってほしいこと:
・日付、書類の種類、相手のどれかが中身から判断できないファイルは、名前を決めずに「要確認」とし、何が分からないのかを書いてください
・中身が同じファイルがあれば、一覧で知らせてください。消さないでください

【2回目】
一覧のとおりに名前を変えてください。
名前を変える前に、変更前の名前と変更後の名前を並べた対応表を、このフォルダに「名前の対応表.txt」として保存してください。
要確認のまま残ったファイルは、名前を変えないでください。

「要確認」の行を抜いたプロンプトを別の会話で試しても、保証書と続きのページでは止まりました。理由に挙げてきたのは「書類に書かれている日付を使うというルールに沿った名前を付けられない」でした。1回試しただけですが、名前のルールを具体的に書いておけば、当てはまらないファイルでは止まってくれるようです。「要確認」の行だけの効き目は確かめられていないので、そのまま残しています。

対応表を残させるのは、名前の変更がClaude Codeの巻き戻し機能では戻せないからです(巻き戻しの説明に These file modifications cannot be undone through rewind. とあります)。表には、名前を変えなかった2件も理由付きで残っていました。

まとめ

やってみると、名前を「付ける」作業が、聞かれたことに「答える」作業に変わりました。付いた名前を全部開いて確かめ直さなくても、大きな損はないと思います。多少ずれていても中身は変わらず、対応表を見れば元の名前が分かるからです。

僕が次に試すなら、仕事で受け取る請求書のPDFです。取引先ごとにファイル名の付け方がばらばらなので、「相手」を入れるルールがそのまま効きそうです。ネットで買い物するたびに増える領収書のPDFも、同じプロンプトで片付くと思います。

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