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年末調整の申告書、生命保険料控除の欄に何円書く? はがき3枚の写真と国税庁の表をClaudeに渡したら、今年の特例込みで控除額の合計まで出た

#年末調整#総務#家計#プロンプト

秋になると、保険会社から生命保険料控除証明書のはがきが届き、会社からは年末調整の保険料控除申告書が配られます。はがきには「一般」「新」「旧」「証明額」「申告額」と言葉と数字が並び、申告書には記号の付いた欄と計算式があります。どの数字をどこに写すのか分からず、計算式の前で手が止まりがちです。

架空のはがきを3枚作り、写真にしてClaudeに渡してみました。国税庁のページの表を一緒に貼ると、申告書に写す金額と、控除額の合計まで返ってきました。

今年(令和8年分)からは、23歳未満の扶養親族がいると、一般の生命保険料(新しい制度の契約)の控除の上限が4万円から6万円に上がります(国税庁 No.1140)。

はがき3枚の写真に、国税庁の表を添えて渡した

はがきは終身保険・医療保険・個人年金保険の3枚です。実物と同じく、上の段に9月末までの「証明額」、下の段に12月末まで払った場合の「申告額」があります。個人年金だけ古い契約で「旧」の制度にし、その1枚はスマホで撮ったように少し傾けました。

架空のデータで作った生命保険料控除証明書の見本(3枚のうち終身保険の1枚)。適用制度は新生命保険料控除制度。上の段が9月末の証明額54,000円、下の段が12月末までの申告額72,000円

Claudeに伝えた家族の状況は「15歳の子どもを扶養に入れている」だけです。写真3枚と下のプロンプトを送ると、1回で表が返ってきました。

返ってきた表に、申告書に写す金額と控除額が並んでいた

返事には、保険会社名や受取人など申告書に写す内容が3行ぶん並び、その下に控除額の表が続いていました(抜粋)。

申告書の欄 書く金額(支払保険料) 控除額
一般の生命保険料・新 72,000円(1枚目) 48,000円
介護医療保険料(新のみ) 30,000円(2枚目) 25,000円
個人年金保険料・旧 48,000円(3枚目) 36,500円
生命保険料控除額の合計 150,000円(3枚の合計) 109,500円

金額は3枚とも下の段の申告額です。返事の冒頭には「年末調整に書くのは1年分の保険料なので、9月末現在の証明額は使っていません」と理由まで書かれていました。頼んでいないのに、月払の保険料の12か月分とも照らしてあります。新か旧かも正しく読み分け、傾けた1枚も読めていました。

Claudeは一般の生命保険料72,000円に今年の特例の計算式を当てはめていて、控除額は従来の38,000円から48,000円に上がりました。合計の109,500円は、国税庁の様式と記載例で計算し直した金額と一致しました。

はがきを見比べて区分と新旧を分け、計算式を選んで当てはめるところまでが、写真とプロンプトを送るだけで済みました。

そのまま使えるプロンプト

生命保険料控除証明書を3枚撮りました。令和8年分の年末調整で出す「給与所得者の保険料控除申告書」の、生命保険料控除の欄に書く内容を、申告書の欄の順に表にしてください。
15歳の子どもを扶養に入れています(収入はありません)。
どの数字を写したか、どの計算式を使ったかも書いてください。
国税庁のページにあった次の表も使ってください。

令和8年分以降の申告の場合、新契約に基づく新生命保険料の控除額について、23歳未満の扶養親族を有する場合の控除額は次の表の計算式に当てはめて計算した金額です。
年間の新生命保険料 控除額
30,000円以下 新生命保険料の全額
30,000円超 60,000円以下 新生命保険料×1/2+15,000円
60,000円超 120,000円以下 新生命保険料×1/4+30,000円
120,000円超 一律60,000円

空行から下は、国税庁 No.1140のページからコピーした特例の説明と表です。最初は表を貼る前の3行だけで2回試し、2回とも合計は99,500円でした。Claudeは今年の特例を、記憶にはあるが確かめられないとして注意書きに回していました。表を貼ると、頼み直しでも新しい会話でも109,500円になりました。今年変わった決まりは、公式のページの表を一緒に貼れば計算に入ります。

特例の表は一般の生命保険料だけに当てはめ、医療保険と個人年金は従来の計算のままでした。これで合っています。返事の冒頭にどの段の金額を写したかが書かれるので、その段をはがきと見比べれば確かめられます。

使うときは、1行目の枚数は撮った枚数に、2行目は自分の家族の状況に書き換えてください。実験のまま貼ると、子どもがいない人にも特例の計算が当てはめられかねません。23歳未満の扶養親族がいなければ、2行目と、4行目から下は要りません。表を貼る前の2回も、従来の計算は正しく出ていました。

書き写す前に、自分で書くところ

今年の申告書には「年齢23歳未満の扶養親族の有無」という欄があり、特例を使うなら「有」に印を付けて、子どもの氏名や生年月日などを書く欄も埋めます(国税庁の申告書の様式の裏面)。「有」の印の付け方と子どもの欄の書き方は、3回とも返事に出てきませんでした。計算の欄も特例を使う人と使わない人で書く場所が分かれていますが、どちらに書くかの指示もありません。

実物のはがきの住所・証券番号・氏名は、付箋で隠して撮っても困りません。申告書に証券番号の欄はなく、氏名は自分で書けば済みます。会話を学習に使わせたくなければ、設定の Model Improvement をオフにするか、Incognito のチャットで頼めます(公式ヘルプ)。

この実験はチャットの画面ではなく別の環境で行い、ウェブ検索は使わせていません。チャットのClaudeが検索で特例を見つけるかは試していません。

返ってきた表は、紙の申告書の欄に合わせたメモです。最後は、会社の年末調整の担当の案内と、国税庁の記載例(令和8年分の記載例)で数字を照らしてから書き写してください。

来年また決まりが変わっても、変わったところの表を国税庁のページから貼れば、同じプロンプトで回せるはずです。

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