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英語で言えなかったフレーズのメモが、通勤中に聞ける音声になった|Claude Codeに一度頼めば、翌週は「作り直して」の一言だった

#語学#英語学習#Claude Code#プロンプト

英語で言いたかったのに出てこなかったことを、あとで調べてメモに残しても、そのメモを見返す機会はなかなか来ません。通勤中に聞いて覚えようにも、市販の聞き流し教材には、自分がつまずいたフレーズは入っていません。

そのメモを入れたフォルダで、Claude Code にプロンプトを1回貼ってみました。日本語を読み上げ、少し間をあけて英語を読み上げる音声が、フレーズごとに10本。全部を続けて聞ける約1分45秒の1本もできました。声はWindowsに最初から入っている日本語と英語の読み上げで、新しいソフトは入れていません。翌週はメモに2行足して「作り直して」と打っただけで、音声が12本になりました。

Claude Code は、Claude がパソコンの中のファイルを直接読んだり作ったりできる道具で、使うには有料プラン(Pro以上)が要ります(公式ヘルプ)。

言えなかった英語のメモが、通勤中に聞ける音声になった

英語で言えなかったことを10個書き溜めた、架空のメモを用意しました。英語まで書けた行もあれば、矢印のあとが空の行や、日本語だけの行もあります。

・少し考える時間をもらえますか → ・来週のMTG、リスケできますか → can we reschedule ・お先に失礼します(英語で何て言う?)

フォルダにこのメモだけを置いてプロンプトを送ると、中身はこうなりました。

音声
  01.wav 〜 10.wav   フレーズごと(日本語 → 間 → 英語)
  全部.wav           10フレーズを続けた1本(約1分45秒)
一覧.txt
補った英語.txt
CLAUDE.md
音声を作る.ps1

―― 一覧.txt(抜粋)――
03  少し考える時間をもらえますか
    Could I have a little time to think about it?  ★補った英語
05  来週のMTG、リスケできますか
    can we reschedule

1本は7〜10秒ほどで、日本語の声、間、英語の声の順に流れます。英語が空だった3行には英語が補われ、一覧で★印が付いていました。メモに書いてあった英語は、小文字の「can we reschedule」までそのままです。

頼んでいない工夫もありました。通しの1本ではフレーズの切れ目に2秒の区切りが入り、「(英語で何て言う?)」のようなつぶやきは読みません。「MTG」は「ミーティング」と読ませていました。

頼んだとおりでなかったところもあります。3秒と頼んだ間は、測るとどれも約3.8秒でした。読み上げの前後に入る無音のぶん、長くなったようです。形式はwavで、mp3には別のソフトが要ると返事に書かれていました。

翌週は、2行足して「作り直して」と打つだけだった

翌週を想定してメモの最後に2行足し(うち1行は英語が空)、新しい会話で「メモにフレーズを足したので、音声を作り直して」と送りました。今回はアプリを使わずに試したので、アプリなら最初に自動で読まれる CLAUDE.md を読むように、とだけ添えています。作り方の説明はしていません。

音声は12本と通しの1本になりました。空だった「この件は一旦持ち帰らせてください」には Let me take this back to my team and get back to you. が補われ、一覧に★印が付いています。一覧の前の10行も、1回目に補った3つの英語もそのままでした。

まっさらな会話で一言が通じたのは、1回目に作り方を CLAUDE.md に書き残させておいたからです。CLAUDE.md は、Claude Code が会話の始めに自動で読むメモです(公式ドキュメント)。中の手順には「すでに載っている行は変えない(前回と同じ音声にするため)」と書かれていました。

そのまま使えるプロンプト

Claude のデスクトップアプリで「Code」タブを開き、メモを入れたフォルダを選んで、次を貼ります(公式ドキュメント)。

このフォルダの「言えなかった英語メモ.txt」は、英語で言えなかったことを書き溜めたメモです。
通勤中に聞いて練習できるように、音声ファイルを作ってください。

・フレーズごとに、日本語を読み上げる → 3秒あける → 英語を読み上げる、の順にする
・日本語は日本語の声、英語は英語の声で読む
・英語が書いていない行は、自然な英語を考えて補う。書いてある英語はそのまま使う
・フレーズごとのファイルと、全部を続けて聞ける1本を「音声」フォルダに作る
・読み上げた日本語と英語を「一覧.txt」に書き、補った英語には印を付ける
・パソコンに最初から入っている機能だけで作る(新しいソフトは入れない)
・次からは「作り直して」の一言で同じものが作れるように、やり方をこのフォルダの CLAUDE.md に書いておく

【翌週から】
メモにフレーズを足したので、音声を作り直して

プロンプトのうち「CLAUDE.md に書いておく」の行が、翌週を一言で済ませてくれました。2回目の会話は、この行で残った手順のとおりに動いています。外した版は試していませんが、この行がなければ、毎週このプロンプトを貼り直すことになりそうです。

「書いてある英語はそのまま使う」は、自分の言いたかったことから離れないための行です。印を付けさせる行は、補った英語だけを目で確かめるためにあります。たとえば「持ち帰らせてください」には、日本語にない to my team(チームに)が足されていました。作られた手順には「英語が書いてあればそのまま使う」とあるので、合わない英語は、メモの矢印のあとに自分で書いておけばよさそうです。

スマホに入れて毎日聞くために

アプリでは、コマンドを動かす前に「実行してよいか」と聞かれます(公式ドキュメント)。僕は許可した状態で試しましたが、コマンドは1回目に4回、2回目に6回動いていたので、アプリならそのくらいは許可を押すことになります。

僕のパソコン(Windows 11)には、日本語の Haruka と英語の Zira・David が入っていました。声がなければ、Microsoftの公式ページに「設定」から追加する手順があります。ネイティブの吹き込みではなく、Windowsの読み上げの声です。Macは読み上げの仕組みが別で(Appleの資料)、今回のプロンプトでは試していません。

スマホへは、通しの1本をふだん使っているクラウドに置いて移すのが手軽です。書き足す行は、前と同じく「・」で始めます。手順上、それ以外の行は読まれません。

次に何か言えなかったら、その日のうちにメモへ1行足しておくだけです。週末に「作り直して」と打てば、翌週の音声に入ります。

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