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会議の録音をChatGPTに渡して、議事録を頼めるようになった|無料では使えず、Teamsの録画は音声として渡せない

#議事録#会議#ChatGPT#プラン

会議を録音したところまではいいのに、聞き直して議事録にまとめる時間が取れない。そうしているうちに、録音だけがたまっていきます。

2026年10月6日から、ChatGPTに録音ファイルをそのまま渡して、文字起こしや要約を頼んだり、「何が決まったか」を質問したりできるようになりました(ChatGPTのリリースノート)。ただ、無料のChatGPTでは使えません。会社の会議で手元にありそうなTeamsの録画も、映像入りなので、音声としては渡せない書き方になっています。

無料のChatGPTでは使えない。確実なのはPlusから

公式ヘルプには、音声のアップロードは有料のサブスクリプションと、Enterpriseを含む会社向けのワークスペースで使え、Freeプランでは「現在」使えないとあります。料金ページはいちばん安い月¥1,400のGoも有料プランに数えていますが、音声を使えるプランの説明にGoの名前はないので、確実を期すなら月¥3,000のPlusからになります。地域やワークスペースの設定によっては使えない場合があるともヘルプは書いていて、対象の国の一覧はありません。

Teamsの録画は上限より小さいのに、音声としては渡せない

1ファイルの上限は512MBです。ヘルプの「対応するファイル形式」には、音声についてこう書かれています。

WAV、MP3/MPEG、OGG/OGA、音声のみの WebM、PCM、FLAC、AAC、M4A、音声のみの MP4 動画と識別される WebM ファイルや MP4 ファイルは、音声としてアップロードできません。

大きさだけなら、Teamsの会議の録画は収まります。Microsoftの管理者向けの資料は、1時間の録画を400MBとしています。ところがTeamsの録画は、別の資料で「video recording file」、つまり映像入りの録画として扱われています。Google Meetの録画も動画です。ヘルプの書き方では、映像入りの録画は音声として受け付けません。

手元の録音 音声として渡せるか
Teamsの会議の録画(1時間で約400MB) 大きさは収まるが、映像入りなので受け付けない
Google Meetの録画 映像入りなので受け付けない
Zoomのパソコン録画に含めた音声のファイル 対応する形式で512MB以下なら渡せる
音楽CDと同じ設定のWAV(1時間) 映像はないが、上限を超える

映像がなければ安心、というわけでもありません。手元で圧縮していないWAVを作って測ってみると、音楽CDと同じ設定では1時間で600MBを超え、50分前後で上限に届く計算です。

手元の録音では、ファイル名の最後の拡張子(.m4aや.mp3など)と大きさを見てください。会議の録画しかないなら、映像のない音声を別に用意します。Zoomなら、パソコンに録画するときに音声のファイルも残せます(Zoomのヘルプ)。TeamsやMeetの会議は、参加者に録音することを断り、会社の決まりも確かめたうえで、スマホの録音アプリで別に録っておくのが手軽です。

チャットを消しても、ライブラリのファイルは消えない

ライブラリのヘルプによると、チャットにアップロードしたファイルは「ライブラリ」に自動で保存され、手動で削除するまで残ります。例に挙がっているのは文書や画像などで、音声の名前はありません。

録音がライブラリに入っていたら、チャットを消すだけでは足りません。ヘルプには「チャットを削除しても、ライブラリに保存されているファイルは削除されません。」とあります。逆にファイルを消しても、会話に取り込まれた内容はその会話に残る場合があります。会社の会議の録音なら、使い終えたらチャットとライブラリの両方から消します。

最初から残したくなければ、一時チャットがあります。ヘルプには「一時チャットの利用中にアップロードしたファイルは、アカウントにもライブラリにも保存されません」とあります。一時チャットで音声を添付できるかまでは書かれていませんが、使えるなら、社外秘を含む会議はこちらで渡したいところです。

学習に使わせたくなければ、「設定」>「データコントロール」の「すべての人のためにモデルを改善する」をオフにします。アップロードしたファイルも、この設定の対象です。

録音を「聞き直す」が「質問する」に変わる

自分に関係のある数分を探すために全部を聞かなければならないから、録音の聞き直しは面倒です。ヘルプには、録音に「リリースの期限について、どのような発言がありましたか?」と質問する例が載っています。聞き直して探していた部分を、質問ひとつで取り出せる。議事録をまとめてもらうことより、こちらのほうが大きな変化だと思います。

ただ、ヘルプ自身が、文字起こしには誤りがあり、話者の識別も正確でない場合があると書いています。金額や期限、誰が引き受けたかは、元の録音で確かめる前提で使うのがよさそうです。

僕が試すなら、いきなり会社の会議は渡しません。社外秘のない短い打ち合わせの録音で、「決まったことと、誰が何をいつまでにやるか」を聞いてみます。Teamsの録画しか残っていないなら、次の会議で参加者に断って、スマホでも録っておくところからです。

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