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挨拶回りの訪問順をClaudeで決める|Googleマップのルートつき

#営業#外回り#Googleマップ#プロンプト

年末の挨拶回りの日は、1日に何社も回ります。「午前中しかいない」「14時以降にしてほしい」という相手の都合を気にしながら順番を考え、そのあとGoogleマップに住所を1件ずつ打ち込んでいくのは、毎回それなりに面倒です。

訪問先の住所と都合の一覧をClaudeに貼って2行だけ頼んだら、都合を守った回る順番と、Googleマップのルートを開くURLが1回で返ってきました。URLをブラウザに貼ると、8か所が回る順に並んだ地図が開きます。ただし、距離でいえばいちばん短い回り方ではありませんでした。訪問先は架空の取引先8社で、そのうち2社に都合を付けて試しています。

住所と都合を貼ったら、回る順番とリンクが返ってきた

8社は会社を囲むように散らばっていて、西の石材店が午前中だけ、東のはずれの工場が14時以降という設定です。9時に会社を出て、1社30分、昼休み1時間で回ると書き添え、新しい会話に貼りました。モデルはClaude Sonnet 5.5で、ウェブ検索や地図などの道具は使わせていません。返ってきた表を、住所などの列を省いて抜き出します。

順 訪問先 着く時刻の目安
1 れんしゅう農機(宝木本町) 9:15
2 かりの印刷(岩曽町) 10:00
3 ためし石材(大谷町)※午前中 10:55
昼 昼休み 12:00
4 ダミー食品(西川田町) 13:00
5 例示運輸(新富町) 13:45
6 みほん設備(屋板町) 14:30
7 サンプル商事(下平出町) 15:15
8 テスト工業(清原工業団地)※14時以降 16:05
戻り 自社 17:00ごろ

都合は2つとも守られていました。石材店は11時25分に出られる見込みで、工場には16時過ぎに着きます。

表の下には、GoogleマップのURLが1本ついていました。ブラウザに貼ると、会社を出て8か所を回り、会社に戻るまでが表と同じ順に並びました。Claudeは経由地に社名を入れず、住所だけを入れていました。返事にも「社名では検索していません。」とあります。

架空の取引先8社の住所でClaudeが作ったリンクを開いたGoogleマップの地図の部分。住所は宇都宮市の地区市民センターなどを借りたもの。宇都宮市内をひと回りする車のルートが引かれ、北側では線が行ったり来たりしている

住所は、地図に場所が出るように宇都宮市の地区市民センターなどから借りました。地図に出る施設の名前は住所を借りた先のもので、記事の会社とは関係ありません。

距離は、Googleマップで開いて初めて分かった

Googleマップには72.9km、1時間53分と出ました。地図を見ると、北側で線が行ったり来たりしています。会社のすぐ北にある岩曽町を後回しにして、先に北西の宝木本町まで行き、また戻ってから西の大谷町に向かっているためです。都合を守ったまま僕が別の順番でも開いてみると、十数km縮む余地がありました。

Claude自身も初回の返事の冒頭で、地図は見られないので町名の位置関係から大まかに見立てた、と断り、「下のリンクを開いて、遠回りになっている区間がないか確認してください。」と書いていました。表の時刻も同じ見立てなので、目安として見ておくのがよさそうです。

同じ会話で72.9kmだったと伝え、「※の都合は守ったまま、もっと短くなる順番があれば、表とリンクを作り直してください。」と頼み直しました。Claudeは、確実に短くなる順番は示せないと答え、逆向きに南西から入る案を1つ出し、「距離が縮むかどうかは、リンクを開いて見比べないと分かりません。」と添えてきました。開いてみると82.6km、2時間8分で、初回より長くなっていました。

そのまま使えるプロンプト

明日、社用車で下の8社を回ります。9時に会社を出て、最後は会社に戻ります。※の都合は必ず守り、そのうえで遠回りの少ない順番にしてください。
各社に着く時刻の目安(1社30分、昼休み1時間)と、その順番で経由地が入ったGoogleマップのリンク(車)も出してください。

明日の挨拶回り(年末のカレンダー配り)
出発と戻り:自社(株式会社もしも販売)宇都宮市中今泉3丁目5-1

テスト工業株式会社 宇都宮市清原工業団地15-4 ※14時以降にしてほしいとのこと
株式会社ためし石材 宇都宮市大谷町1059-5 ※午前中しかいない
(ほか6社も、社名と住所を1行ずつ)

「※の都合は必ず守り」に応えて、Claudeは表の前置きで、2社の都合が守れていることを時刻を挙げて確かめていました。一覧の側では、都合のある行の末尾に※を付けておくだけで足ります。

「最後は会社に戻ります」と「(車)」も指定どおりで、会社を出て会社に戻る車のルートで開きました。

一方で「遠回りの少ない順番に」は、書いても十分には効きませんでした。順番の土台と都合の確認、リンクづくりまではClaudeに任せ、距離はGoogleマップで見て詰める、という分け方が合っていそうです。

自分の訪問先で試すときに

Googleマップのパソコンの画面では、経由地をドラッグして新しい位置に動かせます(Googleマップのヘルプ)。今回の北側のような行ったり来たりは、そこで入れ替えれば縮みそうです。ただ、入れ替えると着く時刻も変わるので、都合のある2社は確かめ直しが要ります。

スマホでURLを開くと、Googleマップのアプリが入っていればアプリで開きます。アプリがなくブラウザで開くと、経由地は3か所までしか入りません(Googleの説明)。パソコンで開けば、行き先とは別に経由地を9か所まで入れられるので、今回の8社はパソコンのブラウザで全部並びました。電車やバスで回る日は、Googleマップで複数の経由地を入れたルートを出せません。

住所と都合のメモがあれば、Googleマップに住所を打ち込む作業はなくなります。あとは開いた地図で行ったり来たりしている所を探し、入れ替えるかを決めるだけです。

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